70周年記念日アルバム

1951年に、食肉関連製品の国営輸出公団„ANIMEX"として創立され、
40年にわたり国営企業として操業いたしました。日本は当初より
弊社の最大の羽毛輸出市場でした。弊社の羽毛加工工場は当初、
世界遺産に登録された歴史地区を持つクラクフ市内に設置されました。
取引が大きくなるにつれ、工場を市外に移設いたしました。

羽毛加工工場では長年、伝統的な独自の生産方法と近代化等で最高級なポーランド産グースダウンを生産しています。

羽毛加工工場を徐々に拡張し、広い羽毛倉庫及び モダン・フィルタールームを
完備致しました。 外部フィルタールームにより、ダウンファイバー を最小限に抑え、
ポーランド産グースダウン 製品の耐久性を高めることができました。

ポーランド産グース飼育は、最初から小規模な家族経営農場によるものでした。
かつてポーランドの農家では、自分で育てたグースやダック羽毛とフェザーで
家族の寝具を作っていました。現在では自分でグース飼育をすることなく、
高級なポーランド産グース羽毛布団が手に入ります。弊社の羽毛は、
日本、スイス、カナダ等のベスト羽毛布団生産者が使用しています

ANIMEXポーランド産グース・ダウン製作において、伝統と近代化が出会います。

70年におよぶ羽毛生産の経験と最高級グースダウン 原料は、間違いなく
アニメックスポーランド産羽毛の 成功の源ですが、生産技術や厳しい
品質管理も 重要です。長い伝統を維持しながら、最先端技術により、
最高の羽毛品質をお届けするために、3階段で厳しい 品質管理を行います

年季が入っていますが、変わらずローチ社製の機械を使用し続けています。
このドイツの会社は、高品質の羽毛用機械を製造していました。羽毛業界
のリーダー企業はローチ製の優れた機械を多く購入しました。
ただ,ローチ製の機械は故障が少なく壊れないため、新機種への買い替えが
なくなりました。以降、羽毛生産に携わる企業の関心は、改修を重ねながら
古いローチ製機械を使用し続けることでした。新しい機械は購入されず、
時間の経過とともにローチは破綻してしまいました。

弊社の羽毛加工工場もローチ製の機械をずっと使用いたします。

アニメックスでは、自動化と最適な生産工程の ために設備投資をしています。
それでも依然と して，ダウンを帯電させないためには、これまで 何十年も
行ってきたように、木とガラスで作られた 選別機による選別方法が重要な
役割を果たします。もちろん、経験豊富な専門家の知識はなによりも 重要です。

ポーランドでも昔から国内で羽毛布団が使用されていました。左の写真は、
1964年羽毛とフェザー製品カタログに載せた写真です。

ポーランド産グースの羽布団は世界中で人気があります。